
歌舞伎座の吉例顔見世大歌舞伎の昼の回に行く。4本のみどりで全部雰囲気が違うお芝居が並んだけど、結局楽しく見たのは1本目の御摂勧進帳と3本目の鳥獣戯画絵巻の2本だった。新口村は清元が受け付けず途中で寝てしまったし、御所五郎蔵はそもそも話が嫌いなので今日もあんまり面白く見られなかった。愛之助の五郎蔵も時蔵の皐月はとてもよかったけど、それでも受け付けないのだからよほど話がというか、五郎蔵のキャラクターが嫌いなのだろうなあと思う。鳥獣戯画絵巻は北條秀司の新作舞踊でところどころ聞き取れた詞章が意外とシュールな感じで、さすがという感じ。つうか、北條源氏を上演してほしい…。あと、タテ三味線が女性で、あれ? と思ったら、作曲した三代目今藤長十郎の娘で当代の今藤長十郎だそうで、低音三味線と2本を使い分けつつの演奏は実に格好良かった。非常に難しい曲らしいけど、どこかの演奏会で聞く機会があればいいなと思った。しかし、「韃靼」もそうだけど、これもかなりアバンギャルドな仕上がりで、二代目松緑って意外と進取の気性の持ち主なのかも。
今日は幕間が3回もあるので昼をどこで摂るか悩んだが、結局最初の幕間で食べてしまった。ゆで玉子を具にした鶏めしにぎり。海苔も巻いて、しみじみおいしかった。
珍しく土曜に銀座に出たのでとにかく人が多くて駅を歩くのが大変。それなのに、京王ライナーは行きも帰りも空いていた。