チーズ饅頭

今日は婦人科に診察してもらいに行かねばらなず、正直気が進まない。が、最初に行った内科では息切れの原因が掴みきれず、その時判明した貧血の原因を探るのに次は婦人科に行った方がいいというし、紹介状まで書いてくれた上に、年内に絶対受診してくださいというので、真面目に予約してこれから行くのだった。気分を盛り上げるために、とっておきのBrew Tea Co.のティーバッグを開ける。でも、真面目だからちゃんとデカフェのを選んで飲んだが、おいしかった。お茶を飲んでいるうちに、なんか食べてもいいかなと言う気分になってきたので、この前買ってきたチーズ饅頭(御菓子司上野)を食べる。なんとなく買った割に、結構おいしかった。

店名を調べる過程で知ったのだが、宮崎はチーズ饅頭の国らしい。「菓子処わらべ」というお店が一番有名らしく、しかも県外不出をポリシーにしているらしい。「チーズ饅頭 宮崎」で検索するだけでも十数軒出てくるし、県内の菓子屋では大抵チーズ饅頭を作っているようで、色んなタイプのチーズ饅頭があるそうだ。

病院に行く途中、駅の出口を間違って反対から出てしまい、踏切に引っかかってしまったのだが、待っている最中泣き叫ぶ幼女(推定3歳)が現れて、母親すら手の付けられない状態で暴れ回っており、非常にハラハラした。全然状況が分からないが、幼女は「おかあさんがいかなくたってわたしはひとりでいくもんね(全部濁点)」と言う声が聞こえて、お母さんからは「早く保育園に戻ろう」「お母さん、仕事抜けて来ているの」という声が聞こえる。その場にいた全員が、幼女のあまりの狂乱気味と本気で激怒りする母親にどう声を掛けたらいいか分からず、全員がただただ困惑するしかないというていで立っているが、不運なことに、当事者に一番近いところにいるのは私だった。こんなとき、子どもを持ったことがない女は地味に辛い。母親ももうどうすればいいのか分からんのだろうが、私なんかもっと分からん。こんなときに限ってなかなか踏切があかず、左右から電車が来る。幼女はそんなのお構いなしでわめきながらふらふら少しずつ踏切の方に動いていて、これってマズいよなぁと思いながら見ていたけど、急にパッと踏切の方へ走っていくそぶりを見せたので、ついつい幼女の腕を取って(こんな反射神経が自分にあるとは)、「アカンで、そっち走ったら危ないやろ」って大きな声を出してしまったのだが、幼女には全然通じなくて、びえびえ泣きながら反対方向に走っていった。やばい、余計なことしたかなぁと一瞬思ったけど、隣の老女が大きな息をついていたので、やっぱり止めて良かったんだよな、と思うことにした(その幼女が踏切を越えるかもと思ったのは私とその老女だけだったようだった)。そこで踏切が上がったので、もう足早に病院へ向かった。ところで、幼女の腕を取ったとき、ジャンバー越しだというのに、ぐにゃりと柔らかくて反射的に気持ち悪いと思ってしまった。私は平均の半分くらいしか握力がない。手も小さい。でも、あの腕は私でも簡単に握りつぶせそうだなと思った。あれはね、どんなにモンスターだったとしても大人は手を出せない。あのお母さんは最後の最後で踏みとどまっているんだなと思った。病院に着いたら、どうやら妊娠確定したらしい男女が病院の前で大喜びで記念撮影していて、なんか人生いろいろだなと思った。

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